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漢字の勉強

前回の記事で漢字テストに触れたので、
今回は漢字や英単語の暗記について
話を進めていければと思います。

皆さんはこれらのような
暗記系の勉強は得意ですか?
ぼくはめちゃくちゃ苦手です。
覚えるのが苦手なのはもちろんなのですが、
勉強の中でも特につまらない分野だなぁ
と思ってしまいます。
基本的には反復練習だから、
同じことの繰り返しですよね。
それがつまらないと思う原因だと
思っています。
また、何回も練習しなければならないから、
時間と労力をすごく使う必要があるのも嫌いです。

でも、英単語を知らなければ
英語の問題は解けませんよね。
漢字を覚えていなかったら、
覚えているだけで取れるはずの
数点を取れませんね。
そして受験では、
その数点があなたの人生を
大きく左右します。
あと2点で合格だった、
なんて嘘みたいな話ですが
本当の話です。
ぼくも高校入試では
合格最低点+2点の得点で
合格していました。
漢字の問題ができていなければ、
きっと今のぼくはいないでしょう。

大事だけど大変な漢字や英単語の暗記。
ではどうやって勉強していくのが
いいのでしょうか。
覚えるまでやるべきだ、
と前回は話しましたが、
中高生は忙しいし時間がありません。
覚えるまでやるべきなのは
間違いないのですが、
『効率良く』覚えようとすることは
大切です。
がむしゃらに何回も書いて
練習するのもいいですが、
そんな時間があるなら、
もっとやるべき勉強があるはずです。

では、ぼく自身も実践してきた
暗記学習の具体的な話に入りましょう。
漢字の暗記から。

①読みを覚える。
とにかくその漢字が読めなければ
練習しても頭に入りません。
よく、読み方も覚えずに
何回も書き始める人を見ますが、
今すぐやめるべきです。
手首の動きで漢字を暗記するなんて、
もはや勉強ではありませんからね。

②5回ずつくらい練習する。
宿題や課題プリントで漢字が出されたら、
このくらいの回数の練習が
指定されるはずです。
(1行書くイメージ)
これは宿題や課題を
提出するために必ずやりましょう。

漢字を覚えられない人は
②で勉強をやめます。
でも漢字の勉強は
むしろここからがスタートです。
②までは漢字の勉強をしたことにはなりません。
よっぽど記憶力に自信があるのならいいですが、
ほとんどの人はそうありたいと望むだけです。
潔く現実に目を向けましょう。

③自分でテストする。
③が漢字の勉強で最も大切だと
ぼくは考えています。
テストの作り方はシンプルで結構です。
②が終わったタイミングでノートや紙に
問題を書いておきます。
ただし、テストをするのはまだ先です。
②後にすぐテストしてもあまり意味はないので、
あくまでも問題を作るだけにしましょう。

では③はいつやるのか。
最もおすすめなのは、②を夜に行い、
次の日の朝に③をやる
という流れです。
暗記系の学習は夜の方が適しているというのは
実験結果等でも明らかなようです。
勉強系YouTuberの動画を見ても、
このことは必ずと言っていいほど語られています。
なので、②は夜がおすすめです。
③に関してですが、
朝は苦手です、絶対にできません、
と言う方は②をした次の日の勉強の際でもいいです。
とにかく、練習をしてから間隔をあけてから
テストをしましょう。

④厳しく採点する。
③が終わったら厳しく自己採点をしていきましょう。
ハネとかハライとか、正直どうでもいい…
というのがぼくの本音ですが、
学校の先生は許してくれない場合が多々ありますよね。
なので、正しい漢字を見て、
ハネやハライもチェックしましょう。
また、テストをしていて、
自信がない漢字もあるかと思います。
そういった漢字も厳しくバツにしておくことを
オススメします。

⑤間違えた問題だけ練習する。
これは必ずやるべきです。
勉強の基本は、
自分ができない問題を
全てできるようにすれば良い、

これです。
だから間違えた漢字は
必ずもう一度練習しましょう。

⑥間違えた問題だけテストする。
⑤で練習した漢字のみでいいです。
もう一度テストをしましょう。
できなかった問題が
できるようになったかを確認しましょう。
テストの仕方は③→④の流れと
一緒で結構です。

ここまでやれば、
たいていの漢字は覚え終わるでしょう。
もしまた間違える漢字があれば
⑤→⑥の流れを覚えるまで繰り返しましょう。
漢字は練習の回数が大切なのではありません。
自分が全て覚えるまでやることが大切です。
最後までやり切りましょう。

いかがだったでしょうか。
多くの人は②で漢字練習を
終わらせていたのではないでしょうか。
でもそれだけでは不十分です。
ノートやプリントだけの練習で
漢字を覚えられるなんて幻想は捨てて、
自分に必要なだけの勉強をしっかりとやりましょう。

今回紹介した方法はあくまで一例に過ぎません。
ただ、自分なりの勉強方法が決まっていなければ、
試してみる価値はあるかと思います。
試してみて、自分により適した方法を
確立していくことも勉強の醍醐味だと思います。
自分に合う勉強方法ができると
勉強は間違いなく楽しくなっていきます。
これは保証します。

英単語の勉強は次回以降でまた扱えればと思います。
ではまた。

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